舞鶴よさこい連のはじまり

ちゃったまつり平成12年4月、舞鶴に新しい踊りが誕生しました。鳴子を鳴らしながら踊るこの勇壮な踊りは「ちゃったまつり」等で披露され、その輪は着々と市民の中に広がっています。このよさこい舞鶴の魅力はどこにあるのでしょうか。
そもそものきっかけは、「舞まいフェスタ」にあります。
オープニングを飾るステージイベント。大勢で参加でき、かつ「まちづくり」に効果のあるものを実行委員会が探しているとき、ある講演会で「よさこい」という踊りの話を聞きました。
参考にするために京都市内のイベントに見学に行き、ステージ一杯に人々が舞う勇壮な踊りに感動し「是非、舞鶴でもやってみたい」と、その踊りの考案者である、国友須賀先生に相談しました。
「どうせやるならオリジナルにしたら?」先生は舞鶴の民謡を基に曲をアレンジし振りを付け「よさこい舞鶴」が誕生しました。
踊りの呼びかけには、約50人の市民が集まり、短い期間の中で練習を積み、その結果お披露目となった「舞まいフェスタ」は大成功。
その後、踊りについての問い合わせが多く寄せられたため、「舞鶴よさこい連」が結成されました。

舞まいフェスタ

第6回目となる「舞まいフェスタ」が、「今、翔きのとき・・・女性センター元年 かわる舞鶴 女(あなた)も男(あなた)も」というテーマで、平成13年3月4日(日)に、舞鶴東体育館と総合文化会館で行われました。
これは、男女が協同して豊かな地域づくりを目指す事を目標とした市民参加の手作りのイベントで、市の教育委員会と市内のとても元気な女性団体等が集まってできた「舞まいフェスタ実行委員会」で企画・運営されています。
市民参加の手作りと聞いて、「実行委員会」の会議をちょっとのぞかせていただくと、大変元気の良い委員の方が、自主的で女性ならではの発想で意見や提案を次々に出され、気持ちよく会議は進行していました。
事務局として市の教育委員会の方も同席されていますが、ここでの主役はあくまで市民、そして女性でした。「なるほど!これが『市民参加の手作り』という事だ」と実感しました。

舞鶴よさこい連の目指すもの

ktr 「もっと市民に広げたい」というのが参加者の共通の思いです。
特に若い世代に伝えていくことが目標ですね。
市内の小学校で秋の運動会に披露されたことは、会員の励みになったようです。
また、舞鶴のみにとどまらず、他府県や近隣市町村からも観に来てもらえ、参加してもらえるような活動を目指しています。